グローアップの開業(無料融資コンサルサービス)を担当している石井です。
こちらではパン屋・ケーキ屋を開業するにあたってのお役立ち情報を発信していきます!
今回は、「小規模企業共済」についてです。すでに開業されている方は税理士先生の紹介等で加入されている方も多いかと思います。
個人事業主の方や法人役員の方は自身で退職金を積立するのはなかなか大変かと思われます。そんな時に活用できるのが「小規模企業共済」です。
小規模企業共済
国の機関である中小機構が運営する小規模企業共済制度は、小規模企業の経営者や役員、個人事業主などのための、積み立てによる退職金制度です。掛金は全額を所得控除できるので、高い節税効果があります。将来に備えつつ、契約者の方がさまざまなメリットを受けられる、今日からおトクな制度です。
掛金について
月々の掛金は1,000~70,000円まで500円単位で自由に設定が可能で、加入後も増額・減額できます。確定申告の際は、その全額を課税対象所得から控除できるため、高い節税効果があります。
資産の価値の減少
資産は時間の経過と共に価値が減少します。たとえば、車や機械は使用することで劣化し、建物も経年劣化によって価値が減少します。この価値の減少も経済的な現実を反映するために考慮されるべきです。
共済金の受取について
共済金は、退職・廃業時に受け取り可能。満期や満額はありません。共済金の受け取り方は「一括」「分割」「一括と分割の併用」が可能です。一括受取りの場合は退職所得扱いに、分割受取りの場合は、公的年金等の雑所得扱いとなり、税制メリットもあります。
困ったときに低金利で貸付制度を利用可能
契約者の方は、掛金の範囲内で事業資金の貸付制度をご利用いただけます。低金利で、即日貸付けも可能です。
メリットの多い「小規模企業共済」ですが、一点デメリットとして挙げられるのが、中途解約です。積立を開始し、すぐに中途解約を行う場合は掛金の全額が返ってこない(元本割れの)可能性があります。そのため、節税ができるからといって多額の掛金で積立をすると手元の資金がなくなってしまう可能性もあります。
メリットの多い「小規模企業共済」ですが、一点デメリットとして挙げられるのが、中途解約です。積立を開始し、すぐに中途解約を行う場合は掛金の全額が返ってこない(元本割れの)可能性があります。そのため、節税ができるからといって多額の掛金で積立をすると手元の資金がなくなってしまう可能性もあります。
その為、余裕を持った掛金の設定を行いましょう。増額・減額も可能ですので事業の成長に合わせて掛金を見直してもいいでしょう。
以上です。
今回は「小規模企業共済」について説明しました。こちらの制度は業種・従業員数に応じて加入できないなどの条件もありますので、詳細は「小規模企業共済」の運営もとである中小機構に問い合わせるか、弊社にご連絡くださいませ!
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お読みいただきありがとうございました!
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