グローアップの開業(無料融資コンサルサービス)を担当している石井です。
こちらではパン屋・ケーキ屋を開業するにあたってのお役立ち情報を発信していきます!
今回は開業後に確認しておきたいこと!
開業して忙しくなり、なかなか原点に戻って確認するという作業は大変かもしれません。
ですが、事業が順調な場合もそうでない場合も検証していくことが今後の売上にも関係していきます。当初作成した事業計画書と比較して、うまくいっているのかどうか、その原因は何かを分析してみましょう。
チェックリスト
①売上の比較
目標売上と実際の売上を比較しましょう。
予定した計画と比較して多くても少なくても分析しましょう。例えば想定した来店客数が少ないか多いかや客単価が高いのか、低いのかを比較することで、周辺からの認知度や集客度、また商品のプロモーションについて課題があるかなどを考えていきます。
来店客数が少ないのであればお店が知られていないケースやリピート客が定着化していない、客単価が低い場合は価格設定や商品のサイズ、食べ合わせを考慮したラインナップ等がニーズと合っていない可能性等が挙げられます。
②原価の比較
原価率を比較すると売上総利益が見えてきます。
想定していた原価率よりも高いと利益が減ってしまします。
何故原価が高いのかを調査する必要があります。考えられるのが材料費が高騰してしまい想定よりも高くなってしまったこと、もともと原価が高い商品ばかりが売れてしまい原価が低い商品が売れない等が挙げられます。この場合は価格の見直し、商品のサイズ感の調整、原価の低い商品と高い商品をセット販売等、利益を多く獲得できるような計画を立てる必要があります。
③ニーズの比較
想定していたお客さん、提供する商品が実際のニーズに合っているかも重要な比較対象です。
主婦層が多いと思っていたが、実際は朝や昼の会社員が多い。そうすると商品ランナップの見直しも必要です。また、価格やサイズ感も変わってきます。いろいろなお客さんに対応できるよういたずらにラインナップを広げると原価率が上がったり売れ残りのリスクもありますので見極めが必要になります。お客さんの属性(性別・年齢・家族構成等)を知りたい場合、スタンプカードやアンケート等を実施することで属性を押さえ、ニーズに沿った事業計画を考える必要もあります。
以上です。
他にも固定費や人件費、労務環境等いろいろ確認すべきことはありますが、今回は特に収益に直結する部分を上げてみました。
開業して終わりではなく、しっかり収益を上げて充実した経営を目指していけるといいですね。
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