グローアップの開業(無料融資コンサルサービス)を担当している石井です。
こちらではパン屋・ケーキ屋を開業するにあたってのお役立ち情報を発信していきます!
「簿記シリーズ」も今回で第10回目です!
試算表から貸借対照表と損益計算書を作成していきましょう!
下記のようなの残高試算表をベースに作っていきます。
そしてこれを転記すると
借方 | 勘定科目 | 貸方 |
125 | 現金 | |
40 | (繰越) 商品 | |
520 | 備品 | |
借入金 | 495 | |
売上 | 395 | |
40 | 仕入 | |
120 | 給与 | |
40 | 光熱費 | |
5 | 雑損 | |
890 | 合計 | 890 |
損益計算書に関わる勘定科目を抜き出して作成します。上記の赤字で書かれているところがそ損益計算書に記載される内容になります。
損益計算書 | |
費用 | 収益 |
仕入 40 給与 120 光熱費 40 雑損 5 純利益 190 | 売上 395 |
395 | 395 |
上記の様になります。下の合計は必ず一致します。収益から費用を引けば純利益が求められます。つまり、この期は年間で190万円の利益が出たことになります。
次に貸借対照表です。次は青字で書かれているところが貸借対照表に記載されます。
貸借対照表 | |
資産勘定 | 負債勘定 |
現金 125 繰越商品 40 備品 520 | 借入金 495 |
資本勘定 | |
資本金(元入金)0 繰越利益 190 | |
合計 685 | 合計 685 |
上記となります。損益計算書で算出された純利益が繰越利益として計上されます。そして左右の合計金額は必ず一致します。
こちらで貸借対照表と損益計算書が算出されました。
今回は1期目を想定して作成していますが、貸借対照表の繰越利益は毎期の利益がどんどん蓄積されていきます。
前期比と比較し、売上、原価率、純利益の増減率を比べ、売上が上がったのかだったり、原価が高くなったのか、収益性が上がっているか等を確認し、今後の事業に生かしていくことが重要になります。
以上です。
決算書がでたら前期比や業界平均と比較してみましょう!
それで自社が適正かどうかや現状の状況が分かります。
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