最近の金融機関事情

グローアップの開業(無料融資コンサルサービス)を担当している石井です。
こちらではパン屋・ケーキ屋を開業するにあたってのお役立ち情報を発信していきます!

今回は最近の金融機関の事情について簡単にご説明したいと思います。​
関係ないと思われるかもしれませんが、意外とそんなこともないかもしれません。​

融資状況について

金融機関の融資状況について、2020年1月頃からパンデミックとなった新型コロナウイルスにより各企業が影響を受けました。特に影響を受けたのが飲食業や旅行業、イベント業です。しかし、国の方針により突発的災害(自然災害等)の発生に起因して売上高等が減少している中小企業者を支援するための措置であるセーフティネット保証が始まり、コロナ融資の起因となりました。
通称「ゼロゼロ融資」(金利が0%で保証料も無料)は全国で総額42兆円にも及び、色々な企業に多額の融資が下りましたが、その中にはコロナで影響を受けた企業のほか、コロナに関係なく業績不振の企業にも融資がでていました。返済は1~5年後からスタートするという元金据置期間を設定した条件が多く、現在ではその多額の融資の返済がスタートした企業が多く、現在では融資の未回収額が1兆円に近い状態となっていて、今後も増えることが予想されます。その影響により新規融資の審査が厳しくなってきていると言われています。​

対策として

​審査基準が厳しくなっているので多額の融資はハードルが高くなっています。
対策としては自己資金をしっかり貯めてスモールスタートで事業を開始することが対策としては上げられます。事業の見通しが見えづらい開業融資は開業前からもある程度の販売実績や自己資金がないと難しいかもしれません。​

スモールスタートで開始できれば補助金や助成金も利用することができるので省力・省人できる設備の増設等を行っていくと資金の出費も少なく済むかもしれません。

金利面について

マイナス金利の影響から事業用の融資金利のみならず住宅ローンも金利が低い状態になっているのですが、今後の日本銀行の動向からマイナス金利が解除されるという見方も出ています。
そうなると融資金利も住宅ローンも上がる可能性が出てきます。こればかりは日銀の動向をチェックする必要がありますが、事業用融資は固定金利が多いですので、今のうちに融資を受けておくのもいいかもしれません。

​以上です。​

現在の金融事情についてお話しました。

金融機関によってもかなり取引スタンスが変わってきますので、金融機関の見直しも重要になってきます。金融機関を見直しして融資金利が安くなるケースも少なくありません。​
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お読みいただきありがとうございました!

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