グローアップの開業(無料融資コンサルサービス)を担当している石井です。
こちらではお店を開業するにあたってのお役立ち情報を発信していきます!
自己資金はあればあるほどいいですが、実際にどれくらいあった方がいいかを見ていきましょう。もしパン屋・ケーキ屋さんを開業した場合、どれくらいの費用がかかるでしょうか。
必要資金について実例
ベーカリー
【場所】都内(駅からやや遠目)
【広さ】15坪弱
【賃料】10万~15万
・不動産取得資金ーーー約100万円
・店舗の内外装費ーーー約1000万円
・厨房機器等設備ーーー約700万円
・運転資金ーーー約400万円
合計約2200万円
パティスリー
【場所】長野県(駅近・駐車場有)
【広さ】40坪程度
【賃料】30万~40万
・不動産取得資金ーーー約100万円
・店舗の内外装費ーーー約1800万円
・厨房機器等設備ーーー約1250万円
・運転資金ーーー約850万円
合計約4000万円
上記は2022年に開業されたパン屋さんとケーキ屋さんの総資金になります。
場所や店舗お大きさ、入れた厨房機器やレイアウトのこだわり等に応じて金額は変わりますが、最低でも2000万円程度の費用がかかるのが分かります。
そのため、自己資金だけで開業を検討される場合も最低でも2000万円程度必要になってしまいます。
かなりの金額ですので自己資金だけで対応が難しい場合、金融機関から融資を受けることで資金を調達する必要があります。
金融機関から全額融資を受ければ自己資金はいらないのでなないかと思われる方もいるかもしれませんが、そうはいきません。一般的に融資額は自己資金の3倍程度と言われているため、創業時に自己資金がない場合、ほとんどのケースで融資を受けることが難しくなってしまいます。
以上から例えば2000万円程度の予算を検討されるのあれば自己資金は500万円程度あることがベターです。
もちろん一般的な融資額になりますので、開業される方の経歴や実績、融資をする金融機関のスタンスや方針によっても変わりますので、500万円の自己資金で2500万円(自己資金の5倍)の勇姿を受けたケースもあります。
そのため、あくまで目安ですが、自己資金の額が多ければ多いほど、金融機関への本気度が伝わり、融資額が増える可能性が高いと言えます。
ちなみにですが、金融機関からの勇姿のほか、クラウドファンディングなどもありますが金額的に1000万円を超える資金調達はなかなかハードルが高いと言われています。
お読みいただきありがとうございました!
次回は「立地はどこがいいの?」をお届けします。
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