事業計画書③

グローアップの開業(無料融資コンサルサービス)を担当している石井です。
こちらではお店を開業するにあたってのお役立ち情報を発信していきます!

前回に引き続き、創業計画書について考えていきたいと思います。
前回は「創業の動機」「経営者の略歴等」について説明しました。今回は、「取扱商品・サービス」についてご説明したいと思います。
このセクションは、事業の内容を明確にするための部分です。まず、取り扱う商品やサービスの内容について説明します。
食品業界であれば、提供する商品の種類やラインナップ、売上シェア率の予想などを具体的に作成します。
具体的な商品や定番商品などがあれば、それらの内容も記載しましょう。
次に「セールスポイント」です。商品を提供するだけでが他の店との差別化は図れません。
自社の商品やサービスの強みを明確に記載する必要があります。
以下にいくつか例を挙げてみましょう。

① 大量生産では実現できない、こだわりの製法で作られる商品。
② 国産の素材を多く取り入れ、健康面を考慮した商品の提供。
③ 季節限定メニューや期間限定メニューの充実により、いつ訪れても異なる商品を楽しめるお店。

これらのようなこだわりやセールスポイントを意識して記載しましょう。

次に「販売ターゲット・販売戦略」です。
この部分では、販売の対象となる顧客層とそれに対する販売戦略について記載します。
近くに学校や幼稚園がある場合、主婦層をターゲットにするかもしれません。
オフィス街の場合は、平日のランチや朝食の需要に応えるためにイートインスペースの確保が必要かもしれません。
また、それぞれに合った販売戦略も必要です。
地域の活動に参加したり、SNSを活用したりするなど、店舗の宣伝に関する戦略を立てましょう!

最後に「競合・市場など企業を取り巻く状況」について述べます。
このセクションでは、出店エリア周辺の競合状況が主要な要素となります。
近隣に同業他社が存在するかどうか、コンセプトや販売している商品が重複していないかなど、調査が必要です。
また、留意すべき点として、想定される状況の変化があります。
例えば、現時点では学校が存在していますが、数年後には廃校となる予定があるかもしれません。
一方で、新しい駅が計画されているなど、プランとなる情報も考慮できます。

この欄は事業の内容を強く表す重要な部分でもありますので、入念に取り組むことが重要です!

セールスポイント、ターゲット層、市場状況、色々考えて開業します。
本当にうまくいくかを事前に何度も確認することが大切です。
パン屋さんケーキ屋さんの開業融資コンサルとして「事業計画書作成」のお手伝いも行います。ぜひお気軽にご相談ください!

お読みいただきありがとうございました!
次回は「事業計画書④」をお届けします。

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