グローアップの開業(無料融資コンサルサービス)を担当している石井です。
こちらではパン屋・ケーキ屋を開業するにあたってのお役立ち情報を発信していきます!
今回は、「住宅ローン」についてです。これは開業する前でも後でも気になりますよね。ある程度借入できる金額が分かると不動産を探しやすくなります。
ただ、開業前と開業後ではローンの通りやすさはかなり変わってきます。今回は会社員編を説明していきます。
一般的な最低限の要素 | |
勤続年数 | 勤続1年以上 |
安定収入 | 前年数100万円以上 |
勤続年数は残念ながらアルバイトは含まれません。あくまで会社員として勤務した年数になります。アルバイトでは収入が安定していないとの見方をされてしまうためです。
安定収入ついては100万円以上あれば申込事は可能ですが、借入額はかなり少額となります。
大事な指標は2つ!
1.年収倍率
年収倍率とは、借り手の年収に対してどれくらいの割合までの住宅ローンを組むことが許容されるかを示す指標です。例えば、「年収の5倍までの住宅ローンが組める」という場合、借り手の年収が1000万円の場合、最大で5000万円の住宅ローンを組むことができることを意味します。
年収倍率は金融機関によって異なり、一般的には借り手の収入や信用評価などの要素を考慮して決定されます。住宅ローンの年収倍率が高いほど、借り入れることができる金額が増えますが、同時に返済の負担も増えることになります。そのため、借り手の返済能力を考慮して適切な年収倍率が設定されます。
目安としては、年収の7倍程度が一般的です。しかし、現在の住宅ローンは金融機関にもよりますが7~10倍でも対応してくれる金融機関もあります。
2.返済比率
返済比率とは、借り手の収入に対して住宅ローンの返済額がどれくらいの割合になるかを示す指標です。一般的に、借り手の収入に対して住宅ローンの返済額がどれくらいの割合までが許容されるかを示すものとして使われます。
【例】年収500万円
住宅ローン額:4000万円
借入期間:35年
元利均等返済(ボーナス返済無)
金利:0.5%
年間返済額:約124万円
返済額124万円÷500万円=24.8% 返済比率24.8%
上記のように計算します。
こちらの返済比率は年収にもよりますが。目安は30~35%以内に抑えることが一般的です。
以上が会社員向けの住宅ローンの特徴の説明でした。
返済比率は余裕をもって返済できるか確認にもなりますね。
お読みいただきありがとうございました!
次回は、「住宅ローン(個人事業主・社長編)」をお届けします。
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