グローアップの開業(無料融資コンサルサービス)を担当している石井です。
こちらではパン屋・ケーキ屋を開業するにあたってのお役立ち情報を発信していきます!
引き続き売上を上げる工夫についてです!
来店数UP×1回の購入単価UP=売上UP
今回は1回の購入単価をUPさせる工夫についてご説明したいと思います。
非計画購買(計画してなかった買い物)が約9割!
パン屋・ケーキ屋等の小売店では、実は初めから購入するものを決めて来店する人が約1割に対して、店内に入ってから購入を決定する人が約9割と言われています。
つまり、9割のお客さんは購入するものを決めていないので、予算も大まかにしか考えていないのです。この非計画購買をいかに増やせるかが購入単価UPのカギになります。
この非計画購買について前回はインストアプロモーションについてご説明致しました。今回はスペースマネジメントについてです。
スペースマネジメント
スペースマネジメントとは、商品陳列や店内配置などを通じて効率化・最適化を実現し売上を向上させることを目指す戦略的なアプローチです。簡単に言うとスペースを最大限生かして売上をあげるというイメージです。
以下に、基本的なポイントを説明します。
商品陳列とディスプレイ
商品の魅力を引き立てるような効果的な陳列を行います。人気商品や季節商品を目立つ場所に配置し、お客さんの目を引きます。人気商品はその商品がお客さんを引き付ける力を持っている商品(マグネット商品)です。
動線の最適化
顧客が店内をスムーズに移動できるような効果的な動線を設計します。商品の配置が直感的で、購買意欲を高めるような配列が重要です。人気商品等のマグネット商品は動線上の一番奥に置くと良いとされています。それはお客様がそこに到達するまでにほかの商品も視野に入れてもらいやすくなるからです。
特別なプロモーションエリア
特定の商品やセール品を集中的に配置するプロモーションエリアを設け、顧客に特別感やお得感を提供します。イメージとしてハロウィンの時期はそれに見合った商品だけをおいた場所等、エリア全体でお客さんの目を引くことができます。
特定の場所にエリアを設けられない場合、季節やイベントに応じて陳列やディスプレイを変更してもいいでしょう。
デジタル技術の活用
POS(Point of Sale)データや購入履歴・公倍数を利用して、商品の売れ行きや顧客の動向をリアルタイムで分析し、最適な陳列等を考えましょう。
以上です。
売上が上がる工夫について4回に分けてご説明致しました。重要なポイントは試してみて、その結果が出たかどうかの効果測定をしっかり行いましょう。工夫を実践してみたけど効果があまり得られなかったのなら別の方法ややり方を試してみましょう。
お客さんの属性やにニーズによっても工夫の方法が変わってきますのでしっかり確認しながら進めていきましょう。
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