グローアップの開業(無料融資コンサルサービス)を担当している石井です。
こちらではパン屋・ケーキ屋を開業するにあたってのお役立ち情報を発信していきます!
今回は生産管理のQCDについてです。あまり聞きなじみがないかもしれません。
前回の5Sと同様に1940年~1950年代にかけてトヨタ自動車の「トヨタ生産方式」(JIT)の一環として、この考え方が発展したと言われています。
生産管理のQCDは、品質(Quality)、コスト(Cost)、納期(Delivery)の頭文字を取った言葉で、製造業における重要な経営指標を示しています。これらの要素は、企業が製品やサービスを提供する際に重要な要素であり、バランスを取りながら最適な生産を行うために管理されます。
品質 (Quality)
商品やサービスが顧客の期待にどれだけ応えられるかを示す要素です。
品質は商品の見た目や味もそうでお客さんが望む性能や信頼性を有していることも含みます。品質の向上は顧客満足度向上に繋がります。
コスト (Cost)
生産や提供にかかる経費やコストを示します。どんなにいい商品を提供していてもコストをかけ過ぎると収益が確保できません。
生産コストを最小限に抑えつつ、効率的かつ経済的に製品を作り上げることが求められます。コスト削減は企業の収益性向上に寄与します。
納期 (Delivery)
製品やサービスを顧客に提供するまでの時間を示します。パン屋・ケーキ屋において、お店が開店した時間に商品がほとんどなかったら、お客さんからしたら裏切られた気持ちになるかもしれません。この納期はこの日や時間に行けば購入できるというお客さんの信頼を裏切ってしまうかもしれません。お客さんの来店が多くなるタイミング等であえて商品の提供を増やす工夫も重要です。
これらの要素は、製造プロセスを管理し、効果的な意思決定を行うための指針として使用されます。
QCDのバランスを保ちながら、市場で競争力を維持し、持続可能な成長を実現することが期待されます。
今回は少し難しい内容でしたが、品質とコストのバランス、そしてそれを製造するまでの時間や提供のタイミングの重要になります。
パン屋さん・ケーキ屋さんの開業でお悩みの方はお気軽にご相談ください!
お読みいただきありがとうございました!
もっと詳しく知りたい方はこちらをお申込み
担当者とすぐに連絡をとりたい方はこちら
無料開業セミナーは、ZOOMで開催しています。
パン屋さんケーキ屋さんを開業したい!という方はぜひ一度お気軽にご参加ください