簿記の基本⑥

グローアップの開業(無料融資コンサルサービス)を担当している石井です。
こちらではパン屋・ケーキ屋を開業するにあたってのお役立ち情報を発信していきます!

「簿記シリーズ」第6回目です!
前回に引き続き重要度の高い仕訳をやっていきましょう!今回で仕訳は一旦ラストです!
各勘定科目と仕訳を覚えていきましょう。​

パン屋・ケーキ屋さんで良く使用されるであろう勘定科目は下記になります。​

貸借対照表
資産勘定負債勘定
現金及び預金​
売掛金​
商品​
原材料​
前払費用​
建物附属設備​
機械及び装置​
車両運搬具​
保険積立金
買掛金​
未払費用​
未払金​
借入金​
資本勘定
資本金(元入金)​
利益​
損益計算書
費用勘定収益勘定
仕入​
給与​
水道光熱費​
消耗品費​
広告費​
交際費​
賃借料​
減価償却費​
租税公課
売上​
雑収入​
借方計上貸方計上
資産資産
負債負債
純資産純資産
費用費用
収益収益

​上記の表を参考に仕訳を行っていきましょう。

例①今月分の消耗品費5万円、現金で支払い、消耗品を5万円で購入した場合​
今回は上記表に無い「消耗品」という勘定科目があります。消耗品費とは何が違うのでしょうか?

借方貸方
消耗品費5万円現金10万円
消耗品5万円

​上記のようになります。​

消耗品費は前回同様費用ですね。では消耗品は何かというと資産になります。まだ消耗品を購入したが使用していないためです。​

消費した場合は資産から費用勘定に仕訳します。​

借方貸方
消耗品費5万円借入金1000万円

上記がその仕訳になります。​

例② 銀行から1000万円の融資を受けた場合

借方貸方
現金(預金)1000万円借入金1000万円

上記の様になります。​
現金(預金)が融資の分増えたので借方に資産計上。一方負債も同様に増えたので貸方に計上します。​

では返済した場合はどうなるかというと逆の動きになります。
▼10万円返済した場合​

借方貸方
借入金10万円現金(預金)10万円

現金という資産が減少するので貸方に、同様に負債が減少するので借方に計上します。​

​以上です。​
資産・負債・費用・収益が借方か貸方か、増減でどちらに計上するのか、自分で仕訳をしてみると覚えやすいと思います。​

次回は仕訳後の話をしていきたいと思います。

仕訳は覚えてしまえば簡単に感じる方も多いのではないしょうでしょうか。資産・負債・費用・収益が増えるか減るかだけの話です。

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