融資が難しいケース

グローアップの開業(無料融資コンサルサービス)を担当している石井です。
こちらではパン屋・ケーキ屋を開業するにあたってのお役立ち情報を発信していきます!

今回は融資が難しいケースについてご説明します。今回は開業する場合に融資が難しいケースを解説していきたいと思います。​

開業融資の審査

開業の場合、確定申告書や決算書というような事業の実績がないため、開業される方の属性や自己資金割合、事業計画書に基づいて融資の審査が行われます。ちなみに属性とは年齢や性別、職歴や年収、居住地域や保有資産等になります。​

一発アウト系

・ローンの延滞中​(クレジットカードやカードローン等含む)​
解消されるまでは審査は不可です。また延滞が多発すると印象がすごく悪くなりますので注意が必要です。​

・過去に自己破産している​
自己破産後、5~10年程度が経っている必要があります。なお、開示請求することで自分がまだブラックリストに載っているか確認することができます。​

審査系

・自己資金が少ない​
自己資金が少なすぎると融資のハードルは高くなります。​
最低でも事業計画書の20%以上はないと難しいと思われます。一般的には事業計画の3割以上は自己資金が必要になると言われております。

・斯業経験が少ない​
斯業経験とは開業する業界の経験のことです。パン屋を開業するにはパン屋さんに勤めていた経験等が一定必要になります。この経験が1年や2年程度しかないとかなりハードルが高くなってしまいます。​
最低でも5~6年以上が望ましいとされています。

・事業計画が現実的ではない​
事業計画書は融資を受ける際には必ず必要になります。開業は事業実績がありませんのでこの事業計画が審査の判断材料になります。事業計画書で売上を多額に設定しすぎたり、原価や固定費を安く設定し根拠のない内容で作成してしまうと現実味がなく融資は難しくなってしまいます。いかに説得力を持たせられるかがポイントになります。​

・保証債務がある
保証債務とは、簡単に言うと会社や誰かの連帯保証人になっていることです。「保証している債務」で保証債務と呼び、逆に債務の保証をすることを債務保証と呼びます。こちらに該当する人は多くはないかと思いますがその場合は保証している会社や人の信用力や属性も判断材料になってきます。その為、自分には何の問題が無くても、その会社や人に問題があると融資は難しくなってしまいます。​

保証債務はまだ債務、つまり借金ではないですが、主債務者が破産したり、逃げてしまった場合、その借金を代わりに返済する義務が発生します。なので気軽に保証人になってはいけないと良く言われていますよね。

以上です。

基本的なところから審査に関するところをご説明させて頂きました。​
開業を検討されている方は日ごろのクレジットカードの返済や貯金をしっかりしていきましょう。
パン屋・ケーキ屋の開業でお悩みの方は何でもご相談ください!

お読みいただきありがとうございました!

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