簿記の基本⑧

グローアップの開業(無料融資コンサルサービス)を担当している石井です。
こちらではパン屋・ケーキ屋を開業するにあたってのお役立ち情報を発信していきます!

「簿記シリーズ」も今回で第8回目です!
転記ができたら試算表を作成していきます。​

まず残高試算表を作っていきましょう!​

下記が残高試算表になります。​
3/31付までの残高試算表とします。

借方勘定科目貸方
100現金
520備品
借入金500
売上300
60仕入
90給与
30光熱費
800合計800

​上記の様になっています。借方と貸方の合計は必ず一致します。借方と貸方の数字はお互い相殺しあって残った方を記載されています。前回Vol.63で転記した資料を元に残高試算表に記入していきましょう。​

※下記前回の転記したもの​

現金
4/10 売上90万円4/1 借入金5万円
4/20 諸口40万円
4/30 仕入20万円
借入金
4/1  現金5万円
売上
4/10  現金90万円
給与
4/20  現金30万円
光熱費
4/20  現金10万円
仕入
4/20  現金20万円

上記を残高試算表の合計に入れていきます。​
そして前月の残高試算表と足していきます。

借方残高借方合計勘定科目貸方合計貸方残高
12590現金65
5200備品
5借入金495
売上90390
8020仕入
12030給与
4010光熱費
885155合計155885

上記となります。そして残高だけ抜粋すると下記の様になります。​

借方勘定科目貸方
125現金
520備品
借入金495
売上390
80仕入
120給与
40光熱費
885合計885

現金が125万円に増え、借入金が5万円減少してますね。また、経費も毎月発生しているので合計して増えているのが分かります。​
これを期首(期の始まり)から期末まで行っていきます。​

合計は必ず合うので合っていないと間違えということです。
現金が増えたということは利益がでているということになりますね!

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